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作家

ロバート・ブロック

ロバート・ブロック(一九一七〜一九九四)はアメリカの作家だ。十歳のとき駅の売店で『ウィアード・テイルズ』を初めて手に取り、十代でラヴクラフトにファンレターを送って弟子となった。彼の才能を最初に本気で励ましたのがラヴクラフトだった。初期作にはラヴクラフトを手本にしたものが多く、神話でよく引かれる禁書『妖蛆の秘密(デ・ウェルミス・ミステリイス)』と『屍食教典儀(クルト・デ・グール)』は彼の創作である。

ふたりは小説のなかで互いを殺した。ブロックは一九三五年の「星から訪れたもの」でラヴクラフトを模した人物を殺したが、その際ラヴクラフトの署名入りの許可証まで受け取っていた。ラヴクラフトは翌年「闇をさまようもの」でブロックを模したロバート・ブレイクを殺し、その作品をブロックに献じた。ブレイクの住所には、ブロックが実際に住んでいたミルウォーキーの家の住所が使われた。

一九三七年にラヴクラフトが亡くなったあと、ブロックは神話の模倣を離れて心理ホラーと犯罪小説へ移った。一九五九年に長編『サイコ』を発表し、翌年ヒッチコックが映画化した。ヒューゴー賞、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞を受けている。

American author (1917–1994); Weird Tales from 1935.

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