ウルブズ・オブ・ゴッドは、シネ・ノミネ・パブリッシングが出したオールドスクール・リバイバルのテーブルトークRPGで、ケヴィン・クロフォードが設計した。ローマ・ブリテンが崩れたのち、鉄と廃墟の時代である八世紀のアングロサクソン・イングランドを舞台とする。部族と軍閥、サーガの調子をそのまま引き込み、崩れた帝国の残骸の上で繰り広げられる冒険を描く。
明示的な怪物よりも、歴史的な没落そのものから恐怖が育つ。文明が退いた跡に残る、無関心で敵対的な世界という背景は、我々の世界観がつかむ衰退と残骸の情緒と同じ調べを持つ。