存在・種族

ガグ

구그

別名: Gugs

ガグは体高が優に二十フィートに達する巨大な生物で、全身が黒い毛に覆われている。口は横ではなく縦に、頭の上から下へと裂けて開き、大きな黄色い牙が並ぶ。黒い毛の二本の腕はそれぞれ短い前腕に分かれて二つの前足を備え、二つの桃色の眼は頭の両脇から二インチほど突き出し、粗い毛の生えた骨の隆起に覆われている。

彼らは魔法の森の地下に広がる巨大な都市に住み、その戸口は高さ三十フィートに及び、キュクロプス風の円塔がそびえる。かつてガグはその森に環状列石を築き、外なる神々と這い寄る混沌ニャルラトホテプに奇怪な供物を捧げていたが、ある夜その忌まわしい所業が地上の神々の耳に届き、地下の洞窟へ追放された。コスの印を刻んだ中央の塔には、上方のドリームランドである魔法の森へ通じる大きな石段と落とし戸がある。

ガグはジン(Zin)の地下納骨堂で、毒を持つガストと果てしなく戦い続ける。『未知なるカダスを夢に求めて』では、ランドルフ・カーターが友人である画家リチャード・ピックマンら友好的なグールたちの助けを借り、この人食いガグの恐ろしい都市をひそかに抜けて地上へと戻る。

H. P. Lovecraft, "The Dream-Quest of Unknown Kadath" (written 1926, published 1943)

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