クァチル・ウタウスはクラーク・アシュトン・スミスが「塵を踏むもの」(一九三五)で創造した存在である。極端に矮小で皺だらけの、老いさらばえた人の姿をとって現れるが、その存在そのものが時間の消滅と同一視される。召喚すれば二度と戻らぬという警告がオカルト文書に記されており、この神格に触れた者は瞬く間に老化と腐敗に見舞われ、塵と化す。